まるで眠っているかのように安からかに虹の橋を渡りました。
サラの闘病中、皆様に飼い主の私たちはもちろん、サラも元気づけられ、感謝しております。
サラもきっとお礼を言っていると思います。本当にありがとうございました。
本日の午前中に葬儀を行いました。
サラの大好きなぬいぐるみと一緒に荼毘に付しました。
小さな骨壺に入ったサラと一緒に帰宅すると、
サラが昨日まで寝ていた2階のリビングがまるで現実感がなく、
喪失感につぶされてしまいそうですが、最期の最後まで頑張ったサラに、湿っぽい感情は不要です。
サラは今頃、天国で大好きなせぴあと一緒に遊び廻っているでしょう。
約半年、まともに走ることもできなかったので。
そして友達猫のラピ隊長やリッカちゃん、水無月くんとも仲良くしてるかな?
遊び過ぎてアニー先生に怒られないように!
サラ、いつまでも大好きだよ!!




気持ちを切り替えて、サラと同じような事例が少しでも減ればと思い、ちょっと文章を書きます。
サラの正確な死因はわかりません。
最終的にサラを診察していただいた、2つの病院の先生のお話を総合すると、
・頭の部分に腫瘍ができた。
・蓄膿症が悪化し抗生物質が効かないタイプに変わり、いろいろな疾患を引き起こした。
の可能性が高いといわれました。
ちょうどブログを書いていたので記録が残っています。
http://somakichi.sblo.jp/article/185327187.html
サラに異変が起きたのは2018年の12月末。
症状は「鼻血」です。
正に血がぽたぽたと床に垂れるような感じで、びっくりして病院に行きました。
鼻を強打したのか、頭部に腫瘍が出来たのか、悪い細菌のへの感染等が考えられ、
血液検査を行えば何らかの数値に現れるということで、とても心配しました。
ところが血液検査に問題はなく、サラも元気でしたので一安心したのですが、
http://somakichi.sblo.jp/article/185410560.html
その後も「鼻血」は収まることなかったので、鼻を何かに強打したという線が消え、
サラは元から患っている蓄膿症が原因で強めのくしゃみをよくするのですが、
くしゃみによって鼻の血管が切れてしまうのではないか、ということになり、
蓄膿症を抑え、呼吸をスムーズにするために自宅で治療を行うことになりました。2019年4月から。
http://somakichi.sblo.jp/article/185892865.html
そのまま自宅治療&通院を繰り返していたのですが、2020年1月にまた鼻から尋常じゃない出血があり、
とにかく原因をある程度しぼり込むための蓄膿症の手術をすることになりました。
http://somakichi.sblo.jp/article/187089881.html
その後サラの容態が安定し、サラの年齢と手術の危険性を考え、手術は行わないことにしました。
http://somakichi.sblo.jp/article/187218620.html
2020年8月頃から食欲不振+涙のう炎+蓄膿症悪化
http://somakichi.sblo.jp/archives/202008-1.html
残念ながらここからサラは回復することがありませんでした。
みなさんの愛猫が鼻から大量の出血をした場合、徹底的な検査を行ってください。
猫の年齢により、できることとできないことがありますが、
病院からの紹介により、大病院で現在はかなり高度な検査と手術ができるそうです。(CT/MRI)
(サラの体調が回復した場合、大阪でその検査と手術を受ける予定でした。)
すべての猫が健康で天寿を全う出来ますように!!